ペースメーカーと完全房室ブロック ① 発症~入院編

「ペースメーカー」

 

一度は聞いたことがある言葉かも

しれないが、一体ペースメーカー

ってなに?

 

「完全房室ブロック」

 

なんだろうか???

 

突然のことだが、初めて意識を

失って倒れた。どれくらい倒れて

いたのかわからないが、たまたま

倒れた場所が空港である。空港

ではなく、道や道路で意識を失っ

ていたらと思うと今でもぞっと

する。

 

空港内の医師が駆けつけてきて、

簡易検査。

 

医師から「あなたは今 飛行機に

乗れる状況ではありません、

今すぐ救急車で病院へ連れていき

ます、その前に空港内の医務室で

心電図を確認します。」

 

???  一体 なんの病気? 死ぬの?

 

確かに倒れる前の状況を振り返って

みると、記憶があるのは 足のつま先

から一気に血が頭まで波のように上

がってきた瞬間に意識が失ったよう

に思える。

 

イメージとしてわかりにくいと思うが、

エレベータで上の階から下に降りて

エレベータが止まった時に「ふわっ」

てなるような感覚。

 

医師から「あなたの脈拍は今30位しか

なく、非常に危ない」

 

脈拍30? 非常に危ない??

 

そんなことを考えているうちにタンカーで

運ばれ、医務室で心電図をとり、救急車に

乗って病院へ。

 

病院について、医師から言われたひと言。

 

「あなたはペースメーカーをつけなければ

ならないので今から手術しますか」

 

ちょ、ちょっとまって!

 

 ぺ、ペースメーカーって、なに?

 

手術って一体どうなっているの?

 

追い打ちのように医師は、

 

「あなたは今薬で心臓が動いてい

ますが、薬が切れると心臓は止ま

ります」

 

薬で心臓が動いている???

 

ほんとうに訳がわからず、即答も

できず、取り敢えず少し考えさせ

てもらうことにした。

 

そうしているうちに 点滴で薬を

入れていたが薬が切れた時に起

きた症状は空港で倒れたように

足の先から血の波が襲ってくる

ような症状が。。。

 

これはやばい!

看護婦さん!

すぐに点滴追加して!

心臓が止まって死んでしまう!

 

って大げさかもしれないが、

本当に心臓が止まりそうだっ

たため叫んだ。

 

「ペースメーカー手術」の意味が

時間が経つにつれ、わかってきた。

 

医師に「ペースメーカー手術を

することを告げ」 その日から

入院が決まった。

 

続きは②にて記載します。